平穏な日常が一時的に戻った統合失調症の寛解期
幻聴や妄想を治してくれたのがリスパダールという薬でした。
太ったり引きこもりがちになるという欠点はあったものの、平穏な日常が戻ってきました。
私はリハビリもかねてお世話になった大学病院の図書館でパートの仕事をするようになりました。
そんなふうに日常が過ごせるようになると薬の副作用が気になり始めました。
太ることと便秘、それに手の震えです。
顔つきも病人らしい生気のないものになり、鏡を見るのが苦痛でした。
リスパダールは脳内物質のドーパミンを遮断する薬で主に統合失調症に使われています。