統合失調症の寛解期(一時的な休息)

統合失調症の寛解期(一時的な休息) 統合失調症の寛解期

病気が一時的に治まった状態の時期です。
投薬もやめ、一般の生活ができるようになります。

 

統合失調症の寛解期

保育園と解離性障害とストーカーの影

私は病気であることを理由に息子を保育園に入れることが出来ました。 ADDの息子にとっても、社会性を身に着けるには良い機会だと思ったのです。 私自身も子供と四六時中一緒にいたのが、一人に慣れる時間が出来て安定していきました。 ママ友も出来ましたし、育児カウンセリングで子育ての悩みや自分の育ちと病気について相談が出来るようになり、心が安定するようになりました。 そんな矢先、また彼が私の周りをうろつくようになったのです。
統合失調症の寛解期

結婚式と新婚生活そして統合失調症の再発

母の妨害に遭いながらも、その後も順調に交際を重ねてついに結婚に至りました。 その結婚式にはかつての同僚の男性が見学に来ていたのです。 思えば招待状を配りに元の職場に行った時も、私の後をつけていたようでした。 そして、新婚生活に入り朝早く出て夜遅く帰ってくる主人のために昼間に仮眠をとるようになり、昼夜逆転して再発することになるのです。 結婚式の準備をしていた時から、おかしなことは起こっていました。 無言電話とつけられているような感覚です。
統合失調症の寛解期

主人との出会いと統合失調症の寛解期

私は解離性障害を患いながらも仕事を続けていました。 そんな中で営業先の人に合コンのセッティングを依頼されました。 私はこれも仕事の接待だと思って企画することにしました。 そこで、今の主人に出会うことになるとは思ってもいませんでした。 解離性障害とは一部の記憶が飛んでしまう症状で、多重人格などとも呼ばれます。 私の場合は、ストレスがかかるとその記憶が消えてしまい寛解状態にある間は思い出しませんでした。 前の会社の人たちは私が記憶をたびたび無くすことに気づいていたようです。
統合失調症の寛解期

平穏な日常が一時的に戻った統合失調症の寛解期

幻聴や妄想を治してくれたのがリスパダールという薬でした。 太ったり引きこもりがちになるという欠点はあったものの、平穏な日常が戻ってきました。 私はリハビリもかねてお世話になった大学病院の図書館でパートの仕事をするようになりました。 そんなふうに日常が過ごせるようになると薬の副作用が気になり始めました。 太ることと便秘、それに手の震えです。 顔つきも病人らしい生気のないものになり、鏡を見るのが苦痛でした。 リスパダールは脳内物質のドーパミンを遮断する薬で主に統合失調症に使われています。