統合失調症の陰性期

統合失調症の陰性期 統合失調症の陰性期

発病はしているものの、自覚はありだるくやる気が起きない時期です。
ひきこもりがちになり、活動が極端に減ります。

希死念慮(死にたくなること)が起こったり、うつ症状に苦しんでいた時期でもあります。

統合失調症の陰性期

追体験と減薬と統合失調症の陰性症状

育児をすると自分自身の生い立ちを追体験します。 それで親のありがたみがわかる人もいれば、私のようになぜ怒られてばかりいたのか悩むことになる場合もあります。 増量されたリスパダールの薬の影響で希死念慮が消えない私は、追体験によって追い詰められていきました。 過去に私は物心ついた時からわがままだと言われ続けていました。 息子の成長を見るにつけ、それがわがままではなく、乳幼児のあたりまえの姿だと実感するようになりました。
統合失調症の陰性期

妊娠・出産そして統合失調症の再発と希死念慮

一人でいる時間が長いと病気に良くないと思った私は、仕事に出ることにしました。 旅行代理店のパート事務です。 パートの仲間たちとの会話で元気になることが出来ました。 しかし、半年を過ぎるころ念願の妊娠が発覚して退職することになりました。 出産までの間は、何事もなく平穏に過ごせたのですが、慣れない育児をする中で昼夜逆転をし再発することになるのです。
統合失調症の陰性期

統合失調症の薬の副作用と陰性症状

統合失調症の幻聴と妄想に苦しんだ時期をリスパダールという薬で乗り越えた私ですが、 次にはうつを伴う陰性症状と薬の副作用によって手が勝手に動く、不随意運動が起こりました。 リスパダールという薬に出会ってから急速に症状が良くなったのですが、副作用で太りやすくなり、寝てばかりいるようになりました。 この頃には生きる希望を失ってしまい、死ぬことばかりを考えていました。 眠ることが出来るようになったのは進歩ですが、引きこもりのような状態になっていきました。