
母との決別をして主人と息子と3人だけで引っ越すことになりました。
引っ越し当日から、私は様子がおかしかったと思います。
母とも一言も言葉を交わさず、逃げるようにして新居へ向かいました。
親子関係が悪い場合の病気の対応について
こんにちは。統合失調症発症歴30年で障害年金で暮らしているemimamaです。
統合失調症の診断には必ず成育歴を聞かれます。
それは、遺伝がないかどうかと親子関係が良いかどうかが大きな要因になるからです。
私の場合は育児を通じて自身の育ちの追体験をし、症状を悪化させることとなりました。
育児の仕方が親に似ることもあれば、私のように反面教師になる場合もあります。
この病気にかかった人は、無意識のうちに病気で親や周りの人間をコントロールしようとするようになります。
どういうことかというと、具合が悪くなることで自分の立場を優位にするのです。
相手からの攻撃をかわす護身術として病気を利用するということです。
私の場合は一度この病気にかかってからは、タガが外れたように折に触れて悪化するようになりました。
統合失調症になるたびに親の攻撃が緩むので、癖になっているようです。
親御さんは注意してくださいね。
引っ越しの片づけで混乱して起こる統合失調症の悪化
さて、新居につくと荷解きを始めたのですが、これが全く片付きません。
まるで自分で物を隠しているような錯覚に陥りました。
しまおうとしているものを置いて、忘れてしまうのです。
それを探し回っているうちに、また物を取り出しては忘れていました。
同じ場所で片付けが終わらずにとどまっていたのです。
そのうち、フラッシュバックがやまなくなってきて何もできなくなってしまいました。
引っ越し業者の人が一通り荷物を片付けてくれるようなパックを利用した後だったのですが、それでも混乱しました。
これが段ボールがそのままの状態で置かれていたら大変だったと思います。
薬で頭の混乱を抑えることの重要性について
私はこの頃、薬を飲んでいませんでした。
お医者さんは薬は続けた方が良いと言っていましたが、どうしても副作用が気になります。
それは太ること、便秘それに手の震えです。
こういう症状になった時のために頓服として持っておくべきでした。
引っ越しをする前の精神状態からしても、病院には行っておくべきだったと痛感しました。
一人で家にいるのに頭の中に様々な情景が浮かんでは消えていきます。
その時に、幻の彼とのやり取りの場面が繰り返し出てくるようになりました。
それまで忘れていた様々なことを思い出し、私は頭だけ過去に戻ってしまいました。
そして、主人を拒否するようになるのです。
息子の友人関係と学校での様子について
引っ越しもなんとか落ち着き、息子の夏休みが終わって転校の手続をしました。
実家近くのような教育サービスセンターは見当たりませんでしたが、学校の子供たちはおっとりしている子が多いようでこれなら馴染めるかもと思いました。
私たちの新居は新興住宅地にあって転校生が多かったです。
なので、新しい子が入りやすい雰囲気がありました。
息子は近所の年下の子供たちと仲良くなって外遊びをするようになりました。
ママ友もできて引っ越し当初の再発は少し治まってきました。
次回予告について
今でも原因はよくわかりませんが、一時的に主人を拒否していた時期があります。
フラッシュバックの中に出てくる幻の彼と比較して、主人に当たるのです。
そうしているうちに、とうとう主人の堪忍袋の緒が切れてしまいます。
離婚届を取ってこいと言われるようになるのです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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